大さん橋国際客船ターミナル 20周年で写真パネル展 港の変遷を知る

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会場に展示される写真の一例。西波止場から船足船に乗って貨物船に向かう沖仲仕(作業員)の様子(53年)
海上クレーンで吊り上げたクレーンを船内に入れるため横へ移動している様子(82年)

約70年にわたり横浜港を見つめてきた市民カメラマンの堀内利通さん(84)=人物風土記で紹介=が提供する写真のパネル展「港で働く男たち」が、12月3日から横浜港大さん橋国際客船ターミナル2階出入国ロビーで開催される。入場無料。

1950年代から2000年までの貴重な荷役作業風景を年代別に紹介。2、3点の写真と説明文が記されたA1サイズのパネルが12枚並ぶ。

東洋船舶作業株式会社=中区山下町=の社長を務めるなど、仕事で横浜港に携わってきた堀内さん。撮りためてきた写真は、横浜港振興協会の広報誌「よこはま港」150号で特集され、今回のパネル展はその特集記事を基に同協会が企画。「港で働く男たち」というタイトル通り、荷役作業などを行う人が納まった写真を堀内さんが選び、同協会が展示用にさらに絞り込んだ。

この写真パネル展は、今年12月の国際客船ターミナルリニューアルオープン20周年を記念するもの。担当者は「横浜『ミナト』の物流を支えてきた男たちの姿をぜひこの機会にご覧ください」と来場を呼び掛けている。問い合わせは同客船ターミナル【電話】045・211・2304。

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