【Web限定記事】 城郷高校で「税と選挙の出前授業」 県の明るい選挙推進協議会、県選挙管理委員会、東京税理士会神奈川支部、横浜中税務署が連携

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タウンニュース
社会
模擬投票の様子=横浜中税務署提供

「税を学んで、選挙に行こう!」と題した出前授業が11月22日、県立城郷高校=神奈川区=で行われた。2016年に選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたこともあり、県の明るい選挙推進協議会、県選挙管理委員会、東京地方税理士会神奈川支部、横浜中税務署が共同で高校生のための出前授業を行った。

当日は、東京地方税理士会神奈川支部の税理士が税の種類や役割の講義を担当。続いて、神奈川県選挙管理委員会の職員が7月に行われた参議院選挙の話を交えながら、選挙についての解説を行った。

その後の模擬選挙で、生徒たちは、候補者の選挙公報や各候補者の応援演説を行う「かながわ選挙カレッジ」実習生の主張を聞いて自ら考え、実際に選挙で使用される投票箱や記載台などを用いて、投票を体験した。かながわ選挙カレッジは、学生自らが選挙事務などに携わる参加型の啓発活動。大学生らが実習生として高校などでの出前授業に参加している。

授業を受けた生徒からは「今までは税金も選挙もあまり興味なかったが、税金の使い道と選挙に関係があることがわかり勉強になった」「模擬投票を経験して、興味を持つことができた。18歳になったのでこれからは必ず選挙に行き、しっかりと考えて投票したい」などの声が聞かれた。

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