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歌手の加藤登紀子さんの年末恒例「ほろ酔いコンサート」が12月11日(日)、横浜関内ホールで開かれる。加藤さんは昨今の社会情勢を振り返り、「我慢することが多い時代だから、人としての輝き、自分自身を取り戻せるようなコンサートにしたい」と話す。
ほろ酔い気分で心温まるコンサートとして多くのファンに愛されてきた同公演。今年で横浜では42回目、東京では50回目を迎える。今回は、同コンサートが1971年リリースの曲『知床旅情』のヒットがきっかけで始まったことから、感謝の意を込めて同曲を新録。ウクライナ支援チャリティーアルバム『果てなき大地の上に』に収録された名曲など、全20曲余りを披露する。
コンサートでは、観客から募るリクエスト曲に応えるコーナーも設けられるという。加藤さんは「久しく歌ってない曲が心にしみたりする。リクエストが多い曲だけでなく、少ない歌にも注目したい」と話した。
午後4時開演。全席指定で税込7千円。通常は、たる酒が振る舞われるが、コロナ禍のため「お土産酒」付き。チケットや公演の詳細はサウンドポート【電話】045・243・9999。
希望者はハガキに〒住所、氏名、年齢、電話番号、紙面の感想を明記し、〒231―0033中区長者町2の5の14・2階、タウンニュース社横浜中央支社「ほろ酔いコンサート」係へ。11月30日(水)必着。