横浜立野高校バスケ部 44年ぶりに県大会決勝へ

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タウンニュース
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準優勝後の一枚=写真は同部提供

横浜立野高校女子バスケットボール部はこのほど、全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)の神奈川県大会で44年ぶりに決勝進出を果たした。決勝は同大会常連の鵠沼高校=藤沢市=に敗れ、優勝は逃したものの、公立校ながら強豪私立に健闘。今後の活躍に期待が高まっている。

今大会を振り返り、部長の松野純怜(すみれ)さん(2年生)は「試合に出てる人だけでなく、チーム全体で決勝まで行くことができた」と話す。大会前に対戦校を研究し、部員同士でアドバイスを出し合いながら猛練習。部員全員が「全国に出場して勝つ」という思いで試合に臨んだ。石川一洋顧問も「負けてしまいそうな場面もあったが皆が勝つことをあきらめていなかった。県で1番と言っても良いくらい声も出ていた」と評価する。

「ASSEMBLE〜最強の集団組織」をキャッチフレーズに、「チーム力」を高め切磋琢磨してきた部員たち。3年前に就任した石川顧問から「皆に平等に与えられている時間を有効に使って」とアドバイスを受け、質の高い練習ができるよう全員が意識することでチームの士気も上がり、結果もついてくるようになったという。

今大会は、1回戦目は相模原弥栄と68対60、準決勝の星槎湘南戦は延長戦になるなど接戦が続き「決勝まで体力が持たなかった」と松野さん。「次は余裕を持って勝てるようにレベルアップし全国出場して勝ちたい」と闘志を燃やしている。

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