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市はひきこもりなどの困難を抱える若者の自立に向けた就労訓練のため、5年間継続して職場の受け入れに協力した松村(株)=中区住吉町=とオーケー(株)=西区みなとみらい=に対し、11月2日、市長表彰を行った。
山中竹春市長は表彰式の中で「生きづらさを抱える若者が増加する中、この就労訓練が働く意欲や、自信を持つきっかけになっている」と感謝。市の事業開始当初から長年協力しているという松村の松村俊幸会長は「私自身が地域で青少年支援に携わる中、企業として少しでもお役に立てればと思い引き受けた」と、その経緯を説明した。
スーパーマーケットのオーケーでは訓練から実際の就労につながるケースもあるといい、人事部の安澤絵梨さんは「新たな雇用創出の機会にもなっている」と話した。