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電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)など、温室効果ガス排出削減につながる次世代自動車12車種が11月3日、桜木町駅前広場にずらりと並んだ。祝日の晴天ということもあり、午前中から多くの来街者でにぎわっていた。
次世代自動車のPRなどに取り組む横浜市の事業の一環。1日には、自動車メーカーや販売会社など計12者と次世代自動車普及啓発にかかる連携協定を締結。今回は協定に基づく取組の第一弾として実施された。
扇風機を動かしたり、スマートフォンを充電するなど、防災やレジャーに活用できる外部給電機能なども紹介された。会場では、各メーカーのスタッフに熱心に質問する人の姿も見られた。
都内から訪れていた40代の夫婦は、新型の車種を見ながら「欲しくなります」と笑顔。瀬谷区から来た72歳の男性は「EV車は環境に負荷が無くていいですね」と購入を意識していた。
日産自動車のスタッフは「近年、走行性能というより、充電や給電など次世代自動車の機能に関わる質問が増えています」と話していた。