【Web限定記事】NTT東日本神奈川事業部 災害に備え、通信復旧訓練

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社会
臨時公衆電話設置訓練の様子

NTT東日本神奈川事業部=中区山下町=は10月28日、NTT小雀ビル敷地内=戸塚区=で通信復旧訓練を実施した。

神奈川県東部を震源とする大規模な地震(震度6・マグニチュード7・5)を想定。災害対策機器を駆使し、早期の復旧のための技術をNTTグループ各社が連携し習得した。

訓練では、バイク隊から現地の状況が分かる映像の伝送、非常用電源車から通信設備への電源供給、衛星回線を有した災害対策車両での通信エリアの確保などを実施。そのほか臨時公衆電話の設置や電気自動車からの電源供給、炊き出しの訓練なども行われた。

同社の担当者は「コロナ前は年1回、グループ各社が連携した訓練ができていたが、今回は3年ぶりの実施となった。各社単位で日頃から機器の使い方やスキル向上を図っていたため、問題なくスムーズに訓練は実施できた」と話した。同社では今後も「過去の災害経験から、震災のみならず、停電や水防対策、伝送路の多ルート化、安否確認サービスの拡充など取り組んでいく」としている。

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