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横浜立野高校で10月27日、特殊詐欺の被害防止のための特別授業が行われた。1年生と3年生の約540人が参加。山手警察署・生活安全課の松野高之課長が県内や管内の詐欺の種類や手口、対策などについて話した。
同校と横浜緑ケ丘高校の生徒会が話し合い発案したアイデアをもとに同署が企画。松野課長は、祖父母や家族に注意喚起することや、生徒自らが受け子や出し子として詐欺に加担しないよう訴えた。
授業では、山手署管内の今年9月までの詐欺被害総額が約1440万円と知り驚く生徒の姿も。1年生の瀬野心さんは「家族に電話でお金の話が出ても耳を傾けないように伝える」と話した。