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横浜駅西口で10月19日、4つの区画を時間を分けて順番に清掃していく「クリーンアップリレー」が初めて行われ、総勢132人が参加した。約30人のグループがリレー形式でつなぎ、密を回避しながら大規模な清掃を実現した。
リレー形式の清掃は、1つの区画を30分とし、4区間を2時間かけて清掃するというもの。1グループ30分間の清掃で、町全体としては2時間分の清掃となる。
当日は企業や商店街、行政など37団体132人が参加。ごみ拾いをする段階で、燃やすごみ、プラ、缶・ビン・ペットボトルなど、市の分別品目別に4つに袋を分けて、そのまま回収できるという工夫も。回収されたごみの総重量は約33・8kgだった。
リレー形式を発案したのは、帷子川や新田間川、幸川など西口を流れる河川の清掃活動などに取り組む団体「ココペリプラス」の代表、寺田浩之さん。西口一帯を対象とした清掃活動を実現するにあたり、コロナ禍に100人規模が集まる清掃は難しいとして、この「新たなスタイル」を思いついたという。
主催した地域活性に取り組む(一社)横浜西口エリアマネジメントの加藤善浩さんは「参加した人だけでなく、清掃活動を見た来街者の方々の意識も変わることを期待したい」と話していた。