ハマボール 救命活動に感謝状 西消防署が贈呈

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タウンニュース
社会
救命活動をした職員および利用者ら。右は西川署長

西区北幸のハマボールは、心肺停止状態となった施設利用者に応急処置をし救命したとして、西消防署から感謝状が授与された。10月13日に西川浩二署長らが同施設を訪問し表彰式が行われた。

この事案は6月23日に発生。ハマボールを毎週利用している70代の男性が休憩時間に心肺停止状態に。傷病者と同席していた施設利用者が容体の変化に気づき、付近の従業員に助けを求めた。同施設の職員が胸骨圧迫、およびAEDを使い救命活動。その後、駆け付けた救急隊に引き継ぎ、傷病者は一命を取り留めた。現在、容体は回復し退院しているという。

西川署長は「皆様の勇気ある行動が、本人だけでなくそのご家族の人生まで救ったと言える」と敬意を表した。新井秀慶支配人は「チームワークで助けることができた。その重要性を改めて感じた。今後も研修を行い、より安全安心な施設にしていきたい」と話した。

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