平沼小の教諭がお手柄 火災発見し119番通報

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賞状を手にほほ笑む前原教諭(左)と保土ケ谷消防署の堀田廣公署長

火災の被害を最小限に留めたとして、平沼小学校の教諭・前原空さん(23)が10月12日、保土ケ谷消防署から表彰された。

同署によると、8月24日に保土ケ谷区岩井町付近の崖地で火災が発生。現場付近を通行していた前原さんが「パチパチ」という異音を聞き、高台の上部から炎が上がっているのを発見。現場近くまで行き、119番通報したという。

また、火災現場付近のアパートに住むグエン・バン・ティエンさん(28)とロ・ティ・フォンさん(26)夫妻がアパートに備えてあった粉末消火器2本で初期消火を実施し通報。崖地の枯れ葉や廃棄されていたテレビが若干焼損したものの、3人の行動が火災の被害拡大を最小限に止めたという。

表彰を受け、平沼小学校の児童たちに「困った人がいたら、慌てず落ち着いて行動しよう」と呼び掛けた前原教諭。児童らは「先生かっこいいね」と話したという。

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