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火災が発生した際、消防が到着するまでの間の消火活動などの対応を競う「中区自衛消防隊消防操法技術訓練会」が9月29日、日産自動車(株)本牧専用埠頭構内で行われた。コロナ禍で3年ぶりの開催。
中区の計9事業所が参加し初期消火や通報、避難誘導など日頃の訓練の成果を披露した。
訓練は、消火器と屋内消火栓の部門に分かれて実施。安全、確実、スピーディーな対応ができているか審査された。消火器初期消火訓練には5事業所が出場。横浜大さん橋国際客船ターミナルが最優秀を獲得し、横浜桜木町ワシントンホテルとENEOS(株)根岸製油所が優秀と続いた。
屋内消火栓操法部門で最優秀をとった(株)ホテル、ニューグランドと(株)横浜スタジアムは、10月25日に実施される「横浜市消防操法技術訓練会」に中区代表として出場する。ホテル、ニューグランドの田中優葉さんは「細かい改善点を修正し、基礎練習を重ねて市大会でも力を発揮したい」と意気込みを話した。