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「赤い羽根共同募金」が今年も10月1日からはじまった。
その11代目PR大使に、野毛山動物園のオグロワラビー「オハナ」(メス1歳)が就任、10月4日には同園で県共同募金会の中島孝夫常務理事から田村理恵園長に委嘱状が手渡された。
オハナはハワイ語で人と人との絆で支え合う意味を持つことから、県共同募金会は、共同募金の全国共通テーマ「つながりをたやさない社会づくり」の実現に期待を込めて大使就任を依頼した。
「オハナ」をモチーフにしたピンバッジも作成。野毛山動物園の管理事務所入口には、カプセルトイ(ガチャガチャ)の機械を設置し、ピンバッジによる募金(1回500円)も(数量に限りあり)。
赤い羽根共同募金は1947年に「国民たすけあい運動」の一環として始まり今年で76回目。街頭募金だけでなく、昨年からは電子マネーなどの非接触型募金も導入。寄付金は民間の社会福祉施設や社会福祉団体、地域のボランティア活動を行う団体など県内約1400カ所の地域福祉事業に活用されている。
2020年からは臨時休校や企業の休業などで支援が必要な子どもたちや生活困窮者、DV被害者への緊急支援事業も実施している。