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横浜市は9月13日の横浜市会で、新たな球技場を含む三ツ沢公園の再整備へ向け、市民から募った意見の結果概要を明らかにした。
1955年建設の三ツ沢球技場。老朽化が進んでいるほか、不十分なバリアフリー化や観客席には屋根が無いことから雨に濡れながらの観戦を余儀なくされており、Jリーグのスタジアム基準を満たしていないなどの問題を抱えている。
市では新たな球技場新設し、公園全体を再整備する方針を今年6月に発表していた。
更なる検討を進めるべく、今年の8月10日から30日間にわたって市民意見を募集した。
集まった意見の総数は4907件。「影響を受ける施設の代替機能の確保」が1353件と一番多く、テニスコートは使用率が高いので面数を減らさないで欲しいなどの要望があった。次いだ「新たな球技場」(1322件)では、ピッチと近く臨場感のあるスタジアムをつくってほしいといった期待する意見もある一方、現在の球技場に屋根を付けて改修すべき・厳しい財政状況を考慮すべきといった声も寄せられた。
市は、今回寄せられた市民の意見に対する市の考えを整理し、各課題を検討する方針だ。(問)市公園緑地整備課【電話】045・671・4768