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中区元町にある「カフェ&バーメリメロ」がナポリタン愛好家の市民団体「日本ナポリタン学会」(田中健介会長)の認定店に選ばれた。
「メリメロ」は2014年開店。吉田清志さんと清美さんの夫婦が経営する。かつて、清美さんの両親が横浜文化体育館そばで営んでいた喫茶店のレシピを受け継ぐ形で「喫茶店のナポリタン」(1078円)を提供している。具はベーコン、玉ねぎ、ピーマンなど。麺の太さは2・2mm。
同学会は、横浜が発祥とされるナポリタンの魅力を広めようと、地域に根差している喫茶店や洋食店を認定。これまでに市内を中心に約40店を認定している。
9月28日に同店で認定式があり、清志さんは「アジアン料理が中心の店で、お酒の後の『締め』に注文する人が多い」と説明。同学会の田中会長は「喫茶店の昔ながらのナポリタンを受け継いだ点が素晴らしい」と喜んだ。