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立野小学校や柏葉公園グランドを練習拠点とする鷺竹クラブ少年野球部が9月17日、都筑区の都田公園で行われた「横浜寿ライオンズクラブ旗争奪前期新人戦大会」の決勝戦で、ニュー横浜スターズを5対2で下し、5年ぶりの優勝に輝いた。今年で43回目となる同大会。横浜市、川崎市、横須賀市などから24チームが出場した。
決勝で鷺竹クラブは機動力を生かした「つなぐ野球」で序盤から得点を重ねた。だがニュー横浜スターズも3連打で得点するなど応戦し、接戦が続いた。
流れが変わった3回。主将の井河凪君(11)がランニングホームランで加点。続く打者も相手のエラーや、絶妙なセーフティーバントなどが続き、さらに1点を追加した。その後の守備も最小失点で切り抜け、5年ぶりの栄冠をつかんだ。
井河君は「優勝できたのはメンバー全員が日々努力し、みんなで団結して戦い抜くことができたから。これからも感謝の気持ちを忘れずに一戦一戦全力で戦いたい」とコメント。加藤広昭監督は「ボールボーイやコーチャーを務めた選手が率先してスターティングメンバーを鼓舞し、チーム全体の集中力を切らさなかった。チーム全員で勝ち取った勝利」とチームを称えた。