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日本財団と環境省が主催する秋の海ごみゼロウィークのキックオフイベント「コスプレde海ごみゼロ⼤作戦」が9月17日、横浜で初開催された。横浜駅⻄⼝周辺やイセザキ・モール、臨港パークなどで"コスプレイヤー"など関係者ら約200人が40kg以上のごみを拾い、きれいになった街でそれぞれが撮影を楽しんだ。
漫画やアニメ、ゲームなどに登場するキャラクターになりきり写真撮影をするコスプレイヤー。中には、自身の撮影場所が汚れないよう、日ごろから率先してごみ拾いをしている人や環境問題に敏感な人も増えているという。
そのため(一社)世界コスプレ文化普及協会では、環境意識とSNSの発信力が高いコスプレイヤーたちと協力。海洋ごみ問題について若年層に考えてもらおうと同イベントを主催している。
イベントに出席した山中竹春市長は「海ごみゼロウィークのキックオフイベントを、豊かな海を抱く横浜市で開催できてうれしい」とコメント。環境省の西村明宏環境大臣は「海のごみの約8割は陸上から流れ込んでいるため、都市部から減らすことが大事」などと話した。