【Web限定記事】みなとみらい線 23年に運賃10円値上げへ バリアフリー化を推進

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横浜高速鉄道株式会社は9月2日、みなとみらい線(横浜-元町・中華街駅)の駅や車両のバリアフリー整備のため、2023年3月ごろから普通旅客運賃を一律10円加算すると発表した。通学定期と1日乗車券は対象外。小児運賃は料金加算後の大人運賃の半額となる。

通勤定期券は1カ月600円、3カ月1710円、6カ月3240円がそれぞれ上乗せされる。

鉄道のバリアフリー整備を進めるため、国土交通省により創設された「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用。年間徴収額は5億9100万円、加算期間の13年間で総額76億8千万円となる見込み。全額が駅のバリアフリートイレのリニューアルや車両の車椅子スペースの増設、エレベーターやエスカレーターの更新などに充てられる。

みなとみらい線は、延長4.1kmの全線地下構造の路線で、2004年に開業。これまでもバリアフリーに対応した設備を備えてサービスを行っており、2021年度には、全6駅の可動式ホーム柵(ホームドア)の整備が完了している。

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