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西区では、9つの小学校と5つの中学校の児童生徒17人が8月29日、西区役所で会議を行った。軽井沢、岩井原、老松、岡野、西中学校ブロックの5つのチームに分かれ、各校の取り組みを発表した。
発表で多く出た提案は、あいさつをすること、ありがとうを伝えること、自分や他人の長所を見つけるなど、すぐに実践しやすい取り組み。そのほか、家族や友人以外の人に悩みを相談できるボックスの設置や、校内外に「ひとりで抱え込まないで」などと呼び掛けるポスターを掲示するなどの意見も出た。
またコロナ禍で、行事が中止となり、生徒同士の交流の機会が減っていることも課題として挙げられた。そのため、他学年の生徒同士でペアを組み、普段から支え合い、話しやすい環境を整えることなども提案された。
西中学校ブロックは西中総選挙と称して「(菓子は)きのこの山派?たけのこの里派?」など全学年共通の話題を提供し、コミュニケーションを取りやすくする取組みを発表。会議に参加した生徒たちは「盛り上がりそう」と共感していた。
話し合った内容は各校に持ち帰り、全校生徒で取り組めるよう各校で検討される。