山下ふ頭再開発意見募集結果 エンタメ導入が4割超 持続可能な視点 6割重視

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タウンニュース
政治
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山下ふ頭再開発の新たな事業計画策定に向けた市民からの意見募集の結果概要が8月29日に発表された。募集は昨年12月23日から今年6月30日まで。項目選択のアンケート形式で回答数は3721件。その内、自由意見は1942件あった。

再開発のイメージとしては、「海・みなと」「国際性」「賑わい・楽しさ」の回答がそれぞれ4割を超えて多かった。ふさわしい導入機能としては「エンターテイメント」「水辺・親水」がともに4割超となり、「文化・芸術」「ショッピング」などが続いた。

再開発にどのような視点を取り入れるとよいと思うかという問いには、「持続可能なまちづくり」が6割近くに。2番目に多かったのは「多様性社会」(約4割)だった。「脱炭素社会」も約3割が選択した。

事業者からの提案も

民間事業者からの事業提案も募集し、法人やグループから10件の提案があった。内容としては、企業・大学等のイノベーション施設や大規模集客施設、環境や省エネなどを意識した提案などがあった。5月末から1カ月かけて市内4カ所でグループワークによる市民意見交換会も実施、計221人が参加した。

市は今回の結果詳細を9月中旬ごろに公表する。また、市は改めて秋ごろから市民意見の募集や意見交換会を実施し設置予定の委員会での検討に生かすとしている。

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