通信制のクラーク記念国際高等学校横浜キャンパス＝西区桜木町＝の１年生ゼルナ伊恩さんが卓球の全国高等学校定時制通信制大会で優勝した。７月末に都内で開催。

全国から49チーム、１９２人が参加した同大会。ゼルナさんは個人戦で２回戦（シードのため２回戦が初戦）から決勝まで、１セットも失わず完封勝利。団体戦も全国３位と好成績を収めた。

今春入学のゼルナさんは、２年前から同キャンパスの練習に参加しており優勝を目標に汗を流してきた。大会を振り返り「すごく緊張していたのですが、最終的に優勝できてよかった。団体戦も何度も苦しい場面があった中で勝ち残れたので満足な結果になった」とコメントしている。

久木野浩康顧問は、ゼルナさんの活躍を称えるとともに、団体戦も「新メンバーで臨んだ大会でここまでの結果を残すことができたことは評価に値する」と語った。

同キャンパス卓球部は定時制通信制の強豪校。この５年において個人戦は３回優勝、団体戦では準優勝２回で、昨年は初の全国制覇となった。