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国指定名勝「三溪園」が完成100周年を迎えました。その節目の年に、重要文化財「臨春閣」の約30年ぶりの保存修理工事も完了し、9月17日(土)から25日(日)まで通常非公開の内部が特別に公開されます。
徹底した維持管理で100年間、今の姿が保たれてきた三溪園。臨春閣の修理も、一見、変化が分かりづらいですが、檜皮葺(ひわだぶき)屋根と杮葺(こけらぶき)屋根の補修など保存修理と耐震工事が5年かけて行われました。
加藤祐三園長は「文化財としての価値や、創設者・原三溪の時代から変わらない姿を、末永く残し伝えていく」と話していました。