【Web限定記事】タウン記者がゆく 中区でミルフィーユを食べ比べ① フランス菓子・料理教室EikoMorita(元町)

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苺のミルフィユ(1カット1,080円、18cm角ホール6,480円)
オーナーシェフの森田英子さん
モトマチ塩プリン(380円)とクレオル(432円)

洋菓子の魅力を再発見するグルメイベント「フランスパティスリーウィーク2022」が、7月1日から31日まで開催中。

今年はフランスの伝統菓子「ミルフィーユ」をテーマに、全国の有名パティスリーやホテルなど約160店、中区内からはEikoMorita料理教室(元町)、ブーケデスポワール(石川町)、パティスリーレ・ビアン・エメ(石川町)の3店が参加。全参加店・商品の紹介は公式HP(https://francepatisserieweek.com/)で。

今しか味わえない十人十色のミルフィーユの競演ということで、タウン記者が中区内の参加店舗をめぐり、食べ比べしてみました。

カスタードクリームと苺の相性抜群

お皿に乗って出てきた瞬間、「かわいい!」と思わず叫んでしまうビジュアル。苺の魅力もさることながら、それを引きたてるキルシュ風味のカスタードクリームが絶品です。写真では分かりにくいですが、1切れが通常の2切れ分くらいありそうなボリュームなので、シェアするのもよいかも(記者は1人でペロリと完食しました)。ミルフィーユは作り置きをせず注文に応じて組み立てるため、発酵バターを使った自家製パイ生地がサクサク。上部にコーティングされた香ばしいキャラメリゼがアクセントになっています。前日までの事前予約制&土日祝のみの販売と、やや購入のハードルが高いですが、その価値ある一品。イートインも可能です。

お店を紹介

フランス菓子・フランス料理の教室のほか、お菓子の販売、土日祝限定でサロンをカフェとして利用することもできます。元町愛にあふれるオーナーシェフの森田英子さんは、商標登録を取得した「元町の貴婦人」の名前のコース料理を、元町のチャーミングセール期間(9月・2月に実施)限定のお楽しみとして提供しているそう。メニューを見せていただいたところかなりお得な内容で、次回はぜひ予約して伺おうと思いました。

元町にオープンしてから23年。当時から長年通う生徒さんも多いといい、「しみじみと、何度も食べたいと思うものを作り続けていきたい」と森田さんは話します。

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横浜元町名物として人気の「モトマチ塩プリン」は、スプーンを入れた瞬間しっかりとしたかたさを感じますが、口どけはなめらか。こだわりの卵とコクのある牛乳をミネラル豊富なフランス産ゲランドの塩が引き立てています。

「クレオル」というあまり見慣れない焼き菓子もいただきました。さつまいもを焼き芋にして、手で裏ごししたものをクッキー生地でサンド。スイートポテトのような素朴で懐かしい味わいに「初めて買った人が必ずまた買いに来る」という人気ぶりも納得です。老若男女、誰が食べてもしみじみ美味しいと感じるスイーツの数々。手間暇かけた愛情たっぷりのフランス菓子がいただけます。

【フランス菓子・料理教室EikoMorita】

(住所)神奈川県横浜市中区元町1-21-2

(最寄駅)みなとみらい線元町中華街駅

(営業時間)10:00〜18:00

(定休日)月曜日※ミルフィーユは土日祝のみ販売(前日までの事前予約制。当日分は電話で確認を)

(イートイン)12席

(電話番号)045-681-6155

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