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歯と口の健康週間(6月4日〜10日)にあわせて6月2日、中区役所で「オーラルフレイルと口腔ケアについて」の講演会が開かれた。中区歯科医師会の蕭敬意会長が講演。参加者らは熱心に耳を傾けていた。
講演では、歯と口の健康を保つことで、食事や人とのコミュニケーションが円滑となり、生活の質を維持できるため、認知症予防やフレイル(虚弱)予防につながることを解説。歯磨き粉の選び方や唾液腺のマッサージ方法なども伝授し、日頃からの口腔ケアの大切さを説いた。蕭会長は「定期的に歯科検診に通うなど、痛くなる前にかかりつけ医に相談し、自分に合った口腔ケアを」と話した。
講演会に参加した男性(85)は「健康長寿の秘訣は口腔ケアであることを再確認した」と話していた。