野毛山公園 45種のバラ、展望地区に 開港150周年「はまみらい」も

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展望地区の4つの植栽に咲くバラ=5月18日撮影

市民の憩いの場、野毛山公園の一角でバラが見ごろを迎えている。

このバラ園は、同公園の展望地区にあり、今年は例年より早く5月上旬から咲きはじめた。管理する野毛山動物園によると、6月ごろまで美しい花と香りを楽しむことができるという。

園内には開港150周年を記念して選定された明るいサーモンピンクが特徴の「はまみらい」や明るい黄色で強香の「ローズヨコハマ」など横浜に関係する品種から、赤みを含んだ濃黄の「ゴールドマリー,84」に、白い花びらが特徴的な「マダムサチ」など4つの植栽に45種240株が植えられている。

名板には品種、作出国(作出年)、花色、花径、香りの強さが記載され知識を深めながらバラを愛でることができる。野毛山動物園の田村理恵園長は「展望地区からの景色とともに、バラを楽しんでいただければ」と話していた。

同公園は山下公園や港の見える丘公園、横浜山手西洋館などを会場に開催されている「横浜ローズウィーク」(6月12日まで)の会場の一つ。同公園のバラは、1931年「日米親善のバラ」が園内に植えられたことが始まりとされている。

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