魅惑のミニチュアの世界へ そごう美術館で5月15日まで

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『キッツ・コティ・ハウス』(1911年イギリス/箱根ドールハウス美術館所蔵)
『大衆居酒屋大漁丸』(河合行雄/日本ドールハウス協会)。爪先ほどのミニサイズ

そごう美術館(そごう横浜店6階)で5月15日(日)まで、「ドールハウスの世界展」が開催されている。

古くはマイスターと呼ばれた高い技術者が制作し、裕福な貴族階級や商人たちのステータスシンボルとなったドールハウス。その精巧さからおもちゃの枠を超え、美術品として、当時の生活文化を知るための貴重な資料となっている。

同展では、世界各地のアンティークコレクションから現代日本作家の超絶技巧が誇る再現性の高い作品まで、112件のドールハウスが集結。懐かしさを感じる昔の日本の風景や居酒屋、カフェなどの店舗、思わず入り込みたくなるような夢の秘密基地を思わせる作品も。「ドールハウスと聞くと子どもが遊ぶおもちゃの家をイメージする方も多いと思いますが、実は奥の深いミニチュア文化なのです」と同館。老若男女問わず魅惑のミニチュアの世界を楽しむことができる。

作品の写真撮影も可能。午前10時〜午後8時。一般1200円、大学・高校生1千円、中学生以下無料。(問)【電話】045・465・5515

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