「偽サイトから身を守って」 産官学4者が動画配信

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タウンニュース
社会
学生が寸劇を交えながら解説

インターネットショッピング利用者を狙う悪質な「偽ショッピングサイト」の詐欺被害防止のため、県警察や情報系の専門学校生、民間企業ら産官学4者が協力し、騙されない7つのポイントをまとめた動画を制作し配信を始めた。

県警サイバー犯罪捜査課が監修・出演し、学校法人岩崎学園情報科学専門学校=神奈川区=のサイバー防犯ボランティアの学生が寸劇を交え、偽サイトを見分け被害に遭わないためのポイントを紹介。企画・統括を(株)ノジマ=本社・西区南幸=、撮影・編集をニフティ(株)=本社・東京都=が手掛けた。

前年比1582件増

県警によると、感染症拡大の影響による外出控えや、キャッシュレス決済の普及などでネットショッピングの利用者が増えていることから、サイバー犯罪に関する相談件数は昨年、過去最多の6591件。前年に比べ1500件以上増加したという。県警同課は「動画で7つのポイントを知り、正しい知識と対策を身に付けて、安全にネット通販を利用して」と呼び掛けている。

動画はノジマの県内全81店舗内などで上映。ニフティと県警公式ユーチューブチャンネル(【URL】https://www.youtube.com/watch?v=lvYXTGZJzqU)でも配信されている。

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