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ハマの春の風物詩となった74種約12万本のチューリップが広がる横浜公園を中心に、4月8日から10日まで「よこはま花と緑のスプリングフェア」が開催された。山下公園では5月5日まで、市内の造園業者らが趣向を凝らした21区画の花壇が展示されている。
32品種のチューリップが咲く日本大通りの花回廊や赤レンガ倉庫との景観を写真におさめられる新港中央広場など、みなとエリアには約30万本のチューリップの観賞スポットが点在しており、各会場に植えられた横浜市限定の品種「ラバーズタウン」を探す人の姿も。花弁の上部にフリルが入り、花の色が咲きながら白色からピンク色へと変化する移り咲きの品種として、人気を集めている。
市内では6月12日まで、色とりどりの花や緑が街を彩る「ガーデンネックレス横浜」を開催している。同運営委員会によると「チューリップの見頃は4月中旬ごろまでだが、5月上旬からはバラ、中旬から6月にかけてはユリと、リレーするように花が移り変わり、長い間春の装いを楽しむことができる」という。
関連イベントや花をモチーフにした特別メニューを出す飲食店など、詳細は公式ホームページ(「ガーデンネックレス横浜」検索)で確認を。