西区 デジタル技術を積極活用 地域活動や行政サービスに

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西区の自主企画事業費は昨年度同様約1億円。新型コロナの感染状況を把握した上で、「感染症対策の取組」「経済再生の実現」「地域活動の継続」を推進する。

重点事業は前年度同様に地域連携推進と回遊性向上、商店街及び「まち」のにぎわい創出、地域防災活動の推進、第4期が本格開始する地域福祉保健計画「にこまちプラン」の推進を掲げる。

また、市が進める区役所のデジタル化推進の一環として、港南区とともに「デジタル区役所」のモデル区に選定。オンライン相談窓口や広報のデジタル化など、様々なデジタル技術の実証実験が行われる。

背景として急速に進行するデジタル社会に対応するため、デジタル技術を活用した新しい形の地域活動および行政サービスの実現が求められている。西区は区民と区役所が連携・協力し、デジタル技術を活用し、より良いまちづくりを進めたいとしている。

「つながり」の輪拡充へ

新規事業として「学び・つながり」支援を盛り込んだ。感染症対策が続く中、「学び」の機会や実践する機会が減少。そのような中においても、区民が地域課題の解決に向けて活動を継続できるよう、区民の生涯学習の自主的な活動をサポートし、地域の「つながり」の輪を広げるための支援を行う。

そのほか、区民利用施設を活用したICTツール利用を促進させるため、新たに「ICTサポート隊養成」に取り組む。まちづくりの計画の一つである地域福祉保健計画「にこまちプラン」は第4期が策定されたことを受け、地区別計画の動画作成を行う計画だ。

コロナ禍により2年間中止となっている区民まつり(11月上旬予定)については、前年度同額の約600万円を計上。感染症に配慮し、人流の抑制を踏まえた検討を行うとしている。

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