中区 「中区愛」育む事業を推進 共生社会へスポーツも

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中区の自主企画事業費は、昨年度同様の約1億円。新型コロナウイルス感染拡大以降、個人・団体の活動が大きく制限されるなかで、新たに「『中区愛』はぐくみ事業」を創設したほか、インクルーシブスポーツ推進事業も昨年度より大きく拡充し、多文化交流事業の発信とともに、共生社会の実現を目指していく。

区の資源を活用

「『中区愛』はぐくみ事業」は、区の花「チューリップ」や区のマスコットキャラクター「スウィンギー」、中区に在住・在勤する横浜マイスターなど魅力ある区の資源を区民に知ってもらい、さらに中区の魅力的な「人・モノ・事」の発信・再発見に地域の人が関わることで、地域の活性化・元気づくりにつなげる事業だ。具体的には、区の花の活用やマスコットキャラクターのPRグッズの作成、中区の魅力を再発見するフォトコンテストなどを実施することで「中区愛」を育む事業を推進する。

スポーツの側面から共生社会の実現に寄与するために昨年6月にインクルーシブスポーツ体験会を開催。インクルーシブスポーツは障害の有無や年齢、国籍を問わず誰もが楽しめることができることから、体験会や大会の開催に向け、予算を拡充した。この事業により、地域住民同士の交流を促進し、互いの人格や個性を尊重し、多様なあり方を認め合うきっかけを作り、共生社会の実現を目指す。

その他にも、地域防災力向上事業では、昨年実施された女性目線の地域防災拠点の運営を考えるワーキンググループの会議を踏まえ、同拠点の備品を拡充する。また、コロナ禍で厳しい状況にある商店街についても、地元メディアを活用した消費促進など広報活動事業を実施し、地域に密着した魅力ある商店街を目指すとともに利用客の拡大を図る。

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