西区第一地区 コロナ禍、ノートで「絆」発信 戸部小、児童全員に寄贈

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ノートを寄贈した粕川会長(右)と保科校長
ノートに添えられた励ましの言葉

西区第一地区町内連合会(粕川幹代会長)は3月16日、戸部小学校(保科優子校長)に約400冊のノートを寄贈した。このノートは今年度卒業の6年生も含め、全児童365人に配布された。

交流機会作れず

同連合会と戸部小は、地域で運動会など学校の各種行事に協力し、児童は「納涼の夕べ」「虫の音を聞く会」などの地域の催しに参加するなど、長年にわたって、相互交流を行ってきた。しかし、新型コロナ感染拡大の影響で交流の機会が減少。学校と連携し、アイデアを出し合ったが、対面活動の制限が大きく実現することができなかったという。

学校の合言葉を

ノートの寄贈は「子どもたちに地域を忘れず、キズナで繋がっていたい」という最後のアイデア。ノートには学校の合言葉である「飛べ!翔べ!戸部」の文字と同連合会の名前が記されており、粕川会長は「このノートが子どもたちの励みになり、地域とのキズナを確かめるものになれば」と寄贈の思いを言葉にする。

ノートを受け取った5年2組の嘉本陽さんは「私たちのことを考えてノートを寄贈していただきありがとうございます。地域の方と一緒に戸部のまちを活性化できるように自分たちにできる活動を考えていきたい」と感想を話した。

保科校長は「子どもたちの励みになる言葉を添えたノートを寄贈いただきありがとうございます」と同連合会に感謝を伝えた。

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