MM本町小6年生 街の「SDGs」を取材 鉄道など全9社が協力

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教育
同社のSDGsの取り組みを説明する運輸部施設課の伊藤克幸主査

みなとみらい本町小学校(小正和彦校長)=西区高島=の6年生(54人)は3月3日、みなとみらい線を運行する横浜高速鉄道(株)の社員を招き、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた同社の取り組みについて学んだ。

保護者などに発信

この活動は、周辺企業が実践するSDGsの取り組みを6年生の児童が取材し発信することが街への貢献になるのではないかと実施したもの。今までホテルや鉄道、カフェ、エネルギー供給企業など異なるジャンルの全9社に取材を実施しており、各企業の取り組みをまとめ、保護者や下級生に発信している。

今回は、横浜高速鉄道(株)経営管理部の古性敏幸経営企画課長らが、同社が大切にする経営理念やSDGsの考え方、取り組みについて発表。環境に配慮した取り組みとして馬車道駅での地下湧水と列車風などを活用したゼロエネルギー空調システムの開発について図や写真を用いて説明。CO2排出削減への取り組みとして児童にわかりやすく伝えた。同社の取り組みを熱心に聞いていた児童は「鉄道が好きな友だちがいるので、SDGsの取り組みを教えてあげたい」と感想を話した。

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