スカイビル警備隊 応急措置で人命救助 西消防署から感謝状

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タウンニュース
社会
贈呈式の様子。感謝状を手にする隊員。中央は西川西消防署長

スカイビル警備隊は、昨年11月に発生した心肺停止状態の男性に対して的確で迅速な応急措置を行い人命救助に貢献したとして、西消防署(西川浩二署長)から感謝状が贈られた。2月21日には横浜スカイビルで贈呈式が行われ、佐々木優隊長をはじめ警備隊の4人が出席した。

この事案は、昨年11月21日に横浜スカイビル内において70代の男性が心肺停止状態となり、それを受け警備隊が119番通報、胸骨圧迫、AEDによる電気ショック(4回)およびストレッチャーでの搬送準備を迅速に対応。到着した西消防署の消防隊・救急隊と連携した応急活動を実施したというもの。

70代の男性は病院到着時に心拍を再開し、無事に退院したという。

時間との闘い

警備隊の佐々木隊長は「人命救助という、ましてやAEDを使用するとなると、救命講習を受講しているとはいえ、いざとなると躊躇(ちゅうちょ)してしまうような場で、現場において対応した隊員たちを隊長として誇りに思います」とコメントした。

西川署長は「AEDによるショックが必要な場合、そのショックが1分遅れるごとに蘇生率は10%低下するといわれています。皆さんの活動がなければ、傷病者の命を救うことはできなかった」と話し、警備隊の行動に敬意を表した。

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