サッカーＪ３のＹＳＣＣ横浜が２月19日、３月に開幕する新シーズンに向けた体制発表を三井アウトレットパーク横浜ベイサイド＝金沢区＝で行った。

フットサル（Ｆリーグ）１部のＹＳＣＣフットサルに電撃加入したサッカー元日本代表の松井大輔が「二刀流」に挑戦するなど、新戦力として10選手がチーム入り。各選手が新シーズンに向けた目標や自身の持ち味などを語った。

昨季チーム最多となる６点を挙げたンドカチャールスや佐藤祐太、池ヶ谷颯斗、船橋勇真といった主力組らがチームを離れたが、退任したシュタルフ悠紀氏に代わってチームを指揮する仲田建二新監督は「８位という去年の最高成績を上回り、Ｊ２昇格争いに割って入れるよう一体感を持って戦っていきたい」と、新たなスローガンとなる「限界突破」を体現すべく意気込んだ。

開幕戦は３月12日、ホームのニッパツ三ツ沢球技場で昨季６位のＦＣ岐阜と行う。

フットサル１部リーグを戦うＹＳＣＣフットサルの宿本諒太キャプテンと前田佳宏監督も出席。

宿本キャプテンは「来季は日本一という目標を目指してやっていきたい」と目標を語り、今シーズン限りでの退任を発表している前田監督は、「12チーム中10位で満足いく結果ではなかったが、３月の全日本選手権で熱い魂を見てもらえたら」と話した。