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本牧通りにある横浜信用金庫本牧支店のショーウインドーに、周辺商店街を紹介するマップが掲載されている。
同支店では、通りに面したショーウインドーの活用を模索する中「コロナ禍で大変な商店街を応援する方法はないか」と、本牧リボンファンストリート商店会の羽生田靖博会長に相談。共同で商店街マップの作成を行うことになった。
支店周辺を中心とした本牧リボンファンストリート商店会、本牧1丁目東商友会、本郷町商栄会の3つの商店街の加盟店を記載したマップと共に、商店主らが持ち寄った昔懐かしい写真を掲示。上半分のスペースには本牧・山元町エリアの広域地図と、山手地区商店街連合会の11の商店街を紹介している。
マップは耐久性のあるパネルで同支店が制作。年明けから掲示している。「コロナ禍で集客イベントの開催が難しい今、マップという形で応援いただき有難い」と羽生田会長。同支店の矢本洋右支店長は「立ち止まって見てくれる人が多く嬉しい。今後も地域のためにショーウインドーを活用していけたら」と話している。
中区西区内では他にも藤棚支店で同様のマップ作成や、野毛町支店の店内で大道芸の動画を流すなど、地域と連携した独自の支援を行っている。同信金の大前茂理事長は「どの支店も地域を何とかして応援できないかと、工夫しながら取り組んでいる」と話した。