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中区の関内や中華街、元町、新山下および新港地区などを活動範囲とする加賀町消防団の恒例の出初式が1月8日、山下町公園で行われた。
昨年はコロナ禍の影響で中止となったため、2年ぶり。三浦順治団長、高橋伸昌副団長をはじめ4分団の団員約120人が参加。また前会長で同団地域協力会の徳永福次会長も参列した。
三浦団長はあいさつの中で「コロナ禍でありながらも必要最低限の訓練は継続してきた。いざという時に活動し減災に努めたい」と話した。
来賓としてあいさつした中消防署の味上篤署長は、昨年の中区内の火災件数が市内最多の84件に上ったことを紹介し、火災予防の重要性を訴えた。
また「大規模災害時には消防団の役割が重要」と指摘、「消防団をはじめ地域の皆さまとの連携強化が消防力の向上につながる」として、より一層の協力を求めた。
式典終了後には一斉放水。4カ所から水柱が天高く上がり、地域防災意識の高揚を願った。