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みなとみらい21(MM)地区へ冷暖房や給湯に使う熱エネルギーを供給するみなとみらい21熱供給(株)(内田茂代表取締役社長)=中区桜木町=はこのほど、本社にあるセンタープラントに日本最大容量を誇るボイラを増設した。
今回のボイラの増設は、同社が供給するMM地区の需要増に対応するもの。パシフィコノースやぴあアリーナなど2020年度から21年度にかけて9件供給先が増えたため、安定した供給を行うために増設した。同社は19年度にクイーンズスクエア横浜の地下にある第2プラントにも、同規模もボイラを設置している。
同社は12月16日、新たに設置した同ボイラの火入れ式を工事関係者を招き、実施。発注者を代表して内田社長は「プラント運転中の工事でしたが、供給に支障なく竣工を迎えることができ、御礼申し上げます。今後もみなとみらいのまちづくりに貢献していくとともに、温暖化対策など環境面の課題にもチャレンジしていきたい」とあいさつした。