桜木町駅前 高校生が海外支援に募金 手づくりの箱を手に

更新日:

タウンニュース
社会
駅前の広場で募金を行う生徒たち(14日)

横浜女学院中学校高等学校の生徒8人が12月14日、桜木町駅前で「海外たすけあい」の街頭募金を行った。手づくりの募金箱と募金概要を解説したポスターを手に夕暮れ時の街頭で、行きかう人たちに声をかけていた。

海外たすけあいは、日本赤十字社とNHKが毎年12月に実施している募金キャンペーンで39回目。今年は感染症から誰も取り残さないをテーマに、世界各地で感染症の脅威や紛争、自然災害、病気などで苦しんでいる人たちの支援を目的に行われている。

参加したのは高校1年生6人と2年生2人。街頭募金が初めてという生徒もいて、どのように声をかけてよいか戸惑う姿も見られた。

横浜女学院では2018年から同募金活動を行っている。昨年はコロナ禍のため街頭での募金は中止した。

2年生の鈴木七海さん(17)は、日本赤十字社が展開する国際理解を深める講習を受け参加を決めたという。小川朋子教諭は「世界の現状を知るだけでなく、行動につなげることが大切。今後も生徒有志によるこの活動をサポートしていきたい」と話していた。

同学院は青少年赤十字登録校の一つ。同登録校は県内に128校ある。

このニュースをタウンニュースで見る
SHARE