山手警察署 車内で詐欺被害防止啓発 タクシー会社が協力

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社会
特殊詐欺被害の注意喚起を行う椎名署長と藤井常任理事

山手警察署(椎名啓之署長)はこのほど、タクシー車内で特殊詐欺被害防止の注意喚起を始めた。神奈川県タクシー協会横浜支部の協力により実現。同署管内のタクシー会社8社、計341台の後部座席にあるデジタルサイネージを活用している。2022年1月31日まで。

注意喚起に協力した8社は昨年12月、特殊詐欺の未然防止などで山手署と覚書を交わしていた。今回は、同協会から特殊詐欺の注意喚起についてデジタルサイネージを活用できないかと声掛けを行ったことで実現した。映像は、特殊詐欺に注意すべき点や山手署のホームページへ誘導する静止画を流している。同協会の藤井嘉一郎常任理事は「地域の方の利用も多いので、特殊詐欺被害防止に貢献できれば」と話した。椎名署長は「多くの方に詐欺被害防止を情報発信するのは大切なこと。協力に感謝している」と述べた。

協力会社は、▽アサヒタクシー(株)▽サンタクシー(株)▽第一交通(株)▽ノボリ興業(株)▽平和交通(株)▽北斗タクシー(株)▽明治自動車(株)▽和同交通(株)の山手署菅内のタクシー会社全8社。

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