日ノ出町 3町内協力し防災訓練 約80人が参加

更新日:

タウンニュース
社会
参加者で炊き出し(主催者提供)

初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会(伊藤哲夫会長)が主催する毎年恒例の防災訓練が11月21日、大岡川の横浜日ノ出桟橋前で実施され、約80人が参加した。

大地震などの災害により自宅で調理ができなくなった状況を想定。地域での助け合いとして、大釜を使用した炊き出しを実施し、豚汁や炊飯などを参加者にふるまった。また、消防団員による初期消火器具であるスタンドパイプの放水訓練なども行われた。

今年は大岡川と中村川の水上交通の社会実験の一環である「運河チャレンジ」開催日ということもあり、石川町打越地区町内会と連携、桟橋を活用した物資の運搬訓練も行われた。

炊き出しの陣頭指揮を取った赤英町内会の森下茂会長=人物風土記で紹介=は「日頃からの取組が大切」と指摘した。

この訓練は、日ノ出町・初黄・赤石の3町内会が共催し中区役所をはじめ消防署や地元商店会、またアートで街づくりに取り組む黄金町エリアマネジメントセンターなどが協力し毎年実施されている。

このニュースをタウンニュースで見る
SHARE