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「第6回公募小品かながわ水彩ビエンナーレ展」が11月7日から11月14日まで神奈川県民ホールで開催された。蒼昊美術會(成澤朱未会長)が主催。「2021広げよう!深めよう‼、水彩でアートの輪!!!」と題した水彩の魅力を伝える事業の一環。
同展は、アクリル絵の具を使用しない0号から10号まで(絵の面積が約3000平方センチメートル以内が目安の水彩画を公募。横浜の風景や街並み、動物など様々な水彩作品130点が集まった。
その中から、川崎市在住の齋藤久美子さんのホリホックの花を描いた作品が大賞を受賞。丁寧に色彩が表現されている点などを評価。齋藤さんは「変わったサイズに挑戦し思わぬ大賞をいただき嬉しいです」と喜びを話した。
同展の初日の11月7日には、シンポジウムを開催。「横浜と水彩、そして今、展示を考える」をテーマに川崎市岡本太郎美術館の土方明司館長をはじめ5人が登壇し、水彩の魅力やこれからの展示会の在り方について意見を交わした。