子どもの居場所 放課後にフォーカス 本牧 保護者ら手弁当で

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初回イベントの様子

地域の小学生が集える居場所「みんなの放課後クラブ」が本牧地域で10月28日にはじまった。

中区上野町2丁目の「横浜上野町教会」と同本牧満坂の「リトルファームHOMMOKUもくり」を会場に、月2回のペースで来年3月まで実施。習い事などの影響を受けないように曜日は「あえてバラバラ」。参加費は1回700円。

利用できるのは小学生で学校は問わない。開場は午後2時30分から6時まで。宿題や読書、玩具遊び、横になれる休憩コーナーなどがあり、4時からは講師によるイベントも。10月28日には6人の子どもが参加し、造形作家の松本光世さんによる「光のアートクラフト」づくりが行われた。

「10年は続けたい」

代表を務める丸山真澄さん(42)と猪股祥子さん(37)は、子どもが同じ学童保育に通っていた縁から知り合いに。世代に関係なく集える居場所を地域につくりたいと、昨年末から話し合いをはじめた。町内会や民生委員に相談するとともに社会福祉協議会に団体登録するなど準備を進め、今年6月から8月まで「第1チャレンジ」として0歳〜100歳を掲げた居場所を開催。対象を明確化したほうが集いやすいとして小学生の放課後にフォーカスし、今回が第2チャンレジとなる。

丸山さんは「10年は続けたい。団体のNPO化も検討中」と話す。「みんなの放課後クラブ」のフェイスブックページで最新情報を発信。問い合わせは同クラブyadorigi.post@gmail.comへ。

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