赤い羽根 ICカード募金を試行 桜木町駅前で

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試行的に導入されたICカードによる募金の様子=4日
LINE Payによる募金はこちらから

10月1日から開始された「赤い羽根共同募金」。4日には、JR桜木町駅前広場で午前10時から午後2時まで街頭募金が行われた。

今年は新たな募金手法として、「Suica」や「PASMO」などの交通系ICカードによる募金も試行的に実施。桜木町駅前では、持ち運び可能な2台の同ICカードリーダーが用意された。また、昨年、全国初導入となった「LINEPay」による募金も継続している。

新型コロナ対策として昨年同様、パネルや音声メッセージなどによる静かな呼びかけとなった。募金した50代=南区在住=の女性は「夫に障害ありこれまで多くの人に助けられてきた。感謝の思いで毎年募金しています」と話していた。

共同募金運動は今年で75回目。寄せられた募金は、民間の社会福祉施設や社会福祉団体、ボランティア団体など県内約1400カ所の地域福祉事業に活用されている。

コロナ禍における臨時休校や企業の休業などにより支援が必要な子どもたち、生活困窮者、DV被害者などに向けた緊急支援も昨年に引き続き実施。全国の共同募金運動は来年3月31日まで。

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