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横浜市は9月7日に臨港パーク先端部などの整備計画に関する意見募集の結果を発表した。
40代を中心とした幅広い世代から2240件の回答が寄せられ、内訳はインターネット2036件、はがき204件となった。
寄せられた意見には、新たな観光スポットの形成について「砂浜」が約6割、「ウッドデッキ」が約4割との回答が多く、自然観察や環境学習の場については「砂浜」が約7割、「藻場・浅場」が約5割、「緑地(植栽・芝生)」が約4割と続いた。新たな交流やライフスタイルの施設については「スケートボードパーク」が約6割を占めた。
今回の意見募集は、みなとみらい21(MM)地区の開発の総仕上げとして未整備となっていた同パーク先端部分などの整備を進めるにあたり市が実施したもの。7月8日から1カ月、市民に整備計画の考え方や質問事項を記載したチラシを配布し、添付のはがき、またはチラシに記載のアドレスからインターネットでの回答を募った。
市は今回の意見募集の結果を踏まえ、今後の規模や配置および管理運営方法などについて検討を進め、整備計画を策定すると説明している。
同パークは、港を一望できる景観が広がり、多くの来街者でにぎわうMM地区のシンボル。また、防災空間としての機能も担っている。