横浜水上署 海陸から防犯呼びかけ

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社会
専用船舶で、海の上から防犯啓発。コロナ禍において「非接触の広報手段」として一役買っている
廣石 尚博署長
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今年4月に横浜水上署に着任した。管轄エリアは水域が9割以上と周辺の観光地だ。横浜港のパトロールや働く人たちの安全安心を守り、観光客に向けては「置き引きの被害などが多い。写真を撮るのに夢中になって貴重品から目を離さないように」と注意喚起する。

コロナ禍で防犯イベントなど例年の活動が難しい中、ハンマーヘッドのワクチン接種会場で防犯啓発グッズを配布するなど、工夫しながら今できることを取り組む。10月15日にはワールドポーターズ側ロープウエー乗り場周辺で、恒例の「犯罪0(ゼロ)バウムクーヘン」を配布する予定だ。

海上からの広報活動=写真=も水上署ならでは。「手口が巧妙化する架空請求や給付金詐欺への注意喚起など、防犯放送を聞いた人たちが家族に伝えてもらえたら」と期待。水陸両面から防犯啓発を行っていく。

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