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クラウン(道化師)・そーらさんの出前授業が6月18日、本牧南小学校6年生(単級37人/原口美和教諭)の総合的な学習の時間で行われた。
赤い髪に厚化粧、ダボダボのオーバーオールを纏ったそーらさんが登場。陽気な音楽がかかると、声を出さずに大きな身振り手振りでジャグリングやバルーンアート、皿回しなどを披露。クラス全体が笑顔になり、拍手が鳴り響いた。
横浜市在住のそーらさんは、ボランティアで全国の病院を50カ所以上巡り、療養する子どもたちに芸を披露することで、笑顔を届けている。
同クラスは、コロナ禍で世の中の自粛ムードが続き気持ちが落ち込むなかで、「笑顔を作り出す」ことをテーマに総合学習を展開。人を笑顔にするプロであるそーらさんから芸を学ぶことで、児童らで笑顔を作り出す場を創出する狙いだ。その導入として今回の授業ではそーらさんを招き芸の観賞と体験を行った。
子どもたちはそーらさんの指導のもと、芸も体験した。6年の中村悠人さんは「声を出さなくても、芸でみんなを楽しませているのがすごいことだと思った」と感想を話した。今後同クラスはクラウンの芸を練習し、人に笑顔を届ける活動に力を注ぐ。