横浜市中区横浜吉田中学校の生徒会7人が一日警察官 ごみ拾いで環境浄化を

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大通り公園を制服姿でごみ拾い
イセザキ・モール入口にポスターを掲示する中学生

横浜吉田中学校の生徒7人が6月25日、一日警察官としてごみ拾いやポスター掲示などをしながら伊勢佐木警察署管内をパトロールした。

警察署から提供された本物の制服を着た7人は、トングとビニール袋を手に、ごみ拾いをしながら大通り公園を通りイセザキ・モールまで練り歩き。市営地下鉄伊勢佐木長者町駅やイセザキ・モール入口には「創ろうきれいな街誇れる街」「思いやろう人・街・未来!!」などの標語が記されたポスターを掲示していた。

出発にあたり、7人の生徒を前にあいさつした同警察署の川名愛司署長は、「ポイ捨てのごみを放置すると、まちで暮らす人たちのモラルが低下し、それが犯罪が起きやすい環境につながる」と話し、日ごろからのまちの美化活動の重要性を指摘していた。同中学校の米盛司校長は、今回の経験を通して「自分たちが暮らすまちを大切に思う気持ちを育んでほしい」とエールを送った。

参加者の一人の施恵美さん(3年)は「警察は正義を守る仕事。あこがれのひとつです」と目を輝かせていた。

同校によると今回のような大規模な一日警察官体験は初めてという。委嘱式には防犯協会や補導員連絡会、防犯指導員会の会長らも出席し、子どもたちを見守っていた。

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