特集

横浜 野毛エリア ぶらり商店街

241101_ぶらり商店街

横浜の商店街にフォーカスをあてて定番から知る人ぞ知るローカルネタまで幅広く紹介する「横浜ぶらり商店街」。

元横浜観光親善大使の川内美月さん(みーちゃん)と、アイドルグループ楽遊BOYS編集部MEID所属の吉海虹輝くん(こうき君)のお二人がナビゲーターとなり横浜の商店街をぶらりと巡ってご紹介します!

横浜の楽しい情報が満載の「アットヨコハマWEBサイト」を参考に、今回は横浜コミュニティサイクルbaybike(以下ベイバイク)をレンタルして動物園の方へ行こうと思います。もちろん夜の野毛にも繰り出しますよ~。

みなとみらい周辺で落ち合ったみーちゃんとこうき君。まずは横浜ランドマークタワーをバックにポーズ(みーちゃんはランドマークマニア)。

すぐに「アットヨコハマWEBサイト」にアクセスして、付近のベイバイク情報を調べます。するとすぐ近くの横浜市役所ポートに10台以上あることが判明!

さっそく向かいましょう。

<ポートに到着>

実は「アットヨコハマWEBサイト」には横浜観光に欠かせないモビリティの情報がたっぷり載っているんです。

ベイバイクのサイトへも簡単に繋がり、「近くにあるベイバイクポートはどこ?」「乗りたい場所に残り何台あるの?」といった欲しい情報へのアクセスがとってもスムーズ。

(※実際のご利用には「バイクシェアサービス」アプリ又は「my route」アプリをダウンロードし、いずれかのアプリよりご利用ください。)

<こちらの操作ボードから簡単にレンタルできます>

お二人はアットヨコハマ“ナビゲーター”の看板を背負っているだけあって、検索からレンタルまで非常にスマートな立ち振る舞いを見せてくれました!

それでは野毛山動物園に向かいましょう。

横浜観光でも、特に繁華街から少し距離の離れたスポットへのアクセスにはベイバイクが大活躍。返却場所も野毛山動物園のすぐそばにベイバイクポートがあるからスマートに移動できますよ。

<野毛山ポートへ到着~>

ベイバイクの電動アシスト機能に助けられ、あっという間に野毛山を上り動物園にやってきました。最近は街中でも坂道をスイスイと進んでいく自転車をよく見かけるように、電動アシスト機能があると本当に快適ですね!

1951年に開業した野毛山動物園はその名の通り野毛山公園内にある動物園で、キリンなどの定番の動物からは虫類や鳥類まで様々な展示を行っています。横浜の観光エリアにほど近い立地ながら、自然豊かな環境で動物たちを間近に観察できるのが魅力です。さらに入園料無料で楽しめるとあって、観光客はもとより近隣の方の憩いの場としても欠かせない存在になっています。

まずは人気のキリンとレッサーパンダを探しに行きましょう!

すると早速エントランスからすぐのところにレッサーパンダコーナーを発見。

<お休み中のレッサーパンダが僅かに左上に確認できます・・・>

もう少し近くで見たいな~というお二人の心の声が届いたのか、ゆっくりと下の方へ歩いてきてくれました。

<一挙一動が可愛らしいです>

こんなにチャーミングなレッサーパンダですが、実は片手で竹の枝やリンゴをつかむことができます。手首にある種子骨の一部が突き出しているため、人の親指のようにつかんだものを支えることができるのです。

一たび動き始めると、ひたすら歩き続けるためシャッターチャンスは一瞬!

<何とか一緒に写真撮れました~>

お次はキリンのエリアへ・・・

<あれ?>

お二人の目の前には見慣れた黄色の網目模様ではなく白黒の縦じま模様が!?

どうやらキリンとシマウマは入替展示制のようで、ちょうどこのときキリンは室内で待機中なのでした。キリンを目当てに来園される方は事前に動物園に確認すると良いかもしれません!

でも・・・シマウマのもぐもぐタイムも捨てがたいですよね!

<大人気のキリンはこちらでもチェックできます>

野毛山動物園は本当にのどかで、ホッとできるアットホーム感が魅力です。お天気の良い日にお散歩がてら園内をぐるっと回るのも楽しいと思います。

<色鮮やかなフラミンゴたち>

<は虫類コーナーではワニに夢中なお二人>

<しろくまの家?>

こちらは1999年まで実際にホッキョクグマが暮らしていた獣舎だそう。中に入ってみると・・・

<なんと、被写体になれます!>

そして、ただいま野毛山動物園ではなかよし広場をリニューアル中。

2025年の春ごろには再びモルモットなどの小動物と触れ合えるそうなので、ファンの方はあと少しだけお待ちください!

<野毛山動物園×横浜ランドマークタワー>

動物園ってなんだか童心に返れますよね。忙しない日々のちょっとした心の安らぎにぴったりかもしれません。癒されました~。

さて、野毛へ来たらやっぱり飲み屋街はマストですよね!

野毛山を下って賑やかな街へ繰り出したいと思います。

<みーちゃんの頭に被り物が!?>

みーちゃんはどうやらキュートなレッサーパンダにハートを鷲掴みにされたようで、いつの間にか被り物を装着・・・。心の底から動物園を満喫できたようですね。

動物園から繁華街までは歩いて15分程度。いい運動になりますよ。

歩いたらお腹もすいてきちゃいます・・・。まずは腹ごしらえから。野毛でランチをいただきましょう。

やってきたのはセンターグリル。昭和21年創業の横浜を代表する老舗の洋食屋さんです。

飲み屋街として広く知られている野毛ですが、こちらのように本格的な洋食ランチがいただけるお店もあります。覚えておくととっても便利です!

<ハマっ子の胃袋を刺激する洋食メニューがずらり>

早速ですが、お店の方のおすすめメニュー、ナポリタンと特製浜ランチをいただきます。

<じゃーん!>

まずは「ナポリタン」から。

創業当時から変わらないステンレス製のお皿もまた洋食のムードを高めてくれます。

センターグリルのナポリタンは単なるナポリタンではありません。トマトソースを使ったナポリタンの元祖がホテルニューグランドなら、ケチャップソースを使ったより大衆向けのナポリタンの元祖がこちらのセンターグリルと言われるからです!

もちろんこの手の話は諸説ありますが、センターグリルを発祥として日本全国津々浦々の喫茶店や一般家庭の食卓に広く浸透していったのですから歴史の深みを感じます。お店の方は「特別なことはしてないよ(笑)」と謙遜されますが、創業より78年もの間守り続けてこられた伝統はそのまま横浜の歴史とも重なりますので、簡単に真似できることではありません。

それでは横浜発祥グルメということで、もちろんみーちゃんがいただきます!

「濃厚だけれど後味さっぱりなケチャップソースと、もっちもちの太麺がベストマッチ。元祖ナポリタンのお味をいただけて幸せです!」

続いてお腹ペコペコなこうき君は「特製浜ランチ」をオーダー。

特製オムライスとチキンカツとサラダが一つになったスペシャルメニューで、こだわりは何といっても惜しげもなくオムライスにかけられたデミグラスソース。1週間じっくり煮込んで仕込むお店自慢のソースです。

「深みのある味わいのデミグラスソースが最高ですね。濃厚なんだけどくどくなく食べられる。チキンカツも音がするくらいサクサクでナイフを入れるのが楽しい!」

どちらのメニューもとってもボリューミー。それは終戦後間もない創業当時の「栄養のあるものをたくさんの人に食べてもらいたい」という想いが現在に受け継がれているからだそうです。

<今度はエビフライのついた「上ランチ」も食べたいな~>

とっても素敵な「町の洋食屋さん」でした。ごちそうさまでした~。

少し遅めのランチでしたが、まだ暗くなるまでは時間がありそう・・・そんなことを思いながらぶらり歩いていると、午後早くから営業するお店を見つけました。「野毛 大夢(タイム)」です。

通りかかって気になっていた方もいらっしゃるかもしれませんね。お店の外で(もちろん店内飲食もやっています)、お客さん自ら七輪で焼いて食べるスタイルが印象的なお店です。

七輪を前にメニュー表を眺めているだけでテンションが上がります。お店の方おすすめの牛ホルモンと生ラム焼きをオーダーしました~。

<まずは乾杯から!>

大夢のホルモンは、群馬県高崎市から仕入れる自慢の一品。ビールとの相性は言わずもがな。まだ明るいうちに屋外でホルモンとビールなんて最高すぎるシチュエーションです!

<お通しはカツオのたたきときびなご>

バーベキューとはまた一味も二味も違った、野毛の一角でいただく七輪スタイルにお二人も夢中!

<お肉の焼け具合を確認しながら楽しそうなこうき君と、七輪に集中モードのみーちゃん>

「ホルモンも生ラムもお肉が柔らかくてどんどんいけちゃう。昔ながらの雰囲気もある中で、ふらっと外で一杯やれるのは新鮮ですね。七輪の煙、美味しそうなお肉の匂い、心地良い風・・・すべてがイイです!」

<煙に負けずしっかりカメラ目線なお二人>

自慢のホルモン以外にも、横浜市中央卸売市場から直送する新鮮な魚介類から三浦の地野菜など、豊富なメニューが揃います。こちらの大夢は早い時間から営業していますので、昼呑みされたい方もぜひチェックしていただきたいです。

さて、夕暮れ時を過ぎるといよいよ野毛の街が動き始め、どことなく昭和テイストを感じさせるネオンが煌めいて飲み屋街の様子も一層賑やかになります。

<ランチをいただいたセンターグリル周辺も夜の顔に>

メインストリートから裏道に至るまで、まだ20代のお二人には昭和テイストのすべてが新鮮!

写真を撮りたくなるスポットもたくさんあります。

そんな野毛のレトロ散策をしていると、暗闇に際立つネオンサインの「リーゼント」に吸い寄せられました。これはもう「リーゼント居酒屋 酒蔵けんちゃん」に入ってみるしかありません!

出迎えてくれたのは・・・

<!?>

こちらの方が正真正銘リーゼントの店主。カメラを向けるとサッサッと様々なポーズを決めてくれます(慣れてますね(笑))。

入店してまずビックリするのが、壁一面どころか天井を含めた全面に張り巡らされたメニューの数々!

一体何種類ぐらいのメニューがあるのかたずねると、「う~ん、何種類ぐらいだろう?実際は同じメニューもたくさん貼っているしね(笑)」と気さくに答えてくれました。

その中で絶対に見落としてほしくないのがこちら。

<本日のおすすめ!>

どれもとってもリーズナブルなプライスなので迷ってしまいますが、本日のおすすめから「マグロブツ」「霜降り馬刺し」、定番メニューから1番人気の「自家製ふわふわさつま揚げ」等をオーダー。

<豪華な飲み会のスタート~>

<やっぱり外せないマグロ!>

新鮮なマグロに思わずニンマリするみーちゃん。美味しいものを前に自然と笑みがこぼれます。

どうしても“リーゼント”に注目しがちですが、出てくるお料理の一つひとつに手が込んでいて種類も豊富だから宴会が楽しくなりそう!

続いては、お店の方から「ぜひ!」とおすすめいただいた霜降り馬刺しもいただきましょう!

<霜、降ってます!>

待ってましたとばかりにこうき君がいただきます。

<お隣のみーちゃんは壁のメニューを観察中です>

とろける食感に何枚でもいけそうで、お酒のお供にもぴったりです。

すると、みーちゃんが張り紙の中から面白そうなメニューを発見!

<リーゼント特製オムレツ!?>

人気爆発炎上でビックリな・・・こちらの優秀なPOPに誘導されてそのままオーダーの流れに・・・。

<こちらがそのオムレツ>

リーゼント特製のビッグサイズ!

ピザのように皆で分けて食べるのにも最適です。

<おいしい~!>

決してリーゼントのような鋭利な切れ込みが入っているわけではなく、どちらかといえば丁寧な職人の技が感じられるようなお料理の数々に大満足!

<締めに3人でリーゼントポーズ!>

ごちそうさまでした!

外に出ると野毛の街はより賑わいを増していました。野毛の本当のスタートはこの後なのかもしれませんね。

<野毛のはしご酒、いわゆるせんべろを満喫したお二人>

野毛は奥が深い!

そうそう。

野毛の脇を通る大岡川を渡ればすぐに別の繁華街(吉田町)が姿を現します。野毛を中心にこの界隈は横浜でも特にディープなスポットです。夜の街をただ歩いてみるだけでも新しい発見がありそうですよ。

<アートで装飾された吉田町のエントランス>

ベイバイクでハマの風を颯爽と切りながら野毛山動物園では動物たちと戯れて童心に返り、野毛山を下って横浜の発祥グルメに舌鼓。お目当ての「野毛せんべろ」も満喫できてとっても充実した一日でした!

たまには夜の“ぶらり”も良いものですね。次回の「横浜ぶらり商店街」もお楽しみに!

<野毛でお待ちしています!>

―川内美月 プロフィール―

名前:かわうち みずき

誕生日: 4月18日

出身地:神奈川県横浜市

血液型:B型

趣味:横浜ランドマークタワーの写真を撮ること

特技:似顔絵を描くこと、横浜観光案内、生け花

SNS:Instagram:mizukikawauchi_

X:miii_des

―吉海虹輝 プロフィール―

名前:よしうみ こうき

誕生日:10月19日

出身地:神奈川県横浜市

血液型:AB型

趣味: サイクリング、ポケモン、JAZZ

特技: ドラム、耳コピ

SNS:Instagram:ukikoukiii

X:ukikoukiii

―取材協力先 一覧―

※お店の営業時間などは事前の予告なしに変更になっている場合があります。

事前にお調べになってからお出かけください。

野毛地区街づくり会

横浜コミュニティサイクルbaybike 

野毛山動物園

センターグリル

野毛 大夢

リーゼント居酒屋 酒蔵けんちゃん

写真と文 横浜DMC(YDMS株式会社)

ぶらり商店街
みなとみらい・桜木町
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