こんにちは!アットヨコハマ学生リポーターの舟守はるなです!
今回は、2026年4月1日に新展示室がオープンした「横浜開港資料館」へ行ってきました!
歴史ある洋館の中で、横浜開港の歩みや当時の人々の暮らしに触れられるこの場所。
「歴史資料館って少し難しそう…?」と思っている方にこそ知ってほしい、実物資料ならではの迫力や、空間ごと楽しめる魅力をたっぷりとお届けします!
神奈川県庁のすぐ向かい、歴史の中心地に佇む横浜開港資料館。
ここは「横浜開港」の歩みを伝える拠点として、多くの貴重な資料を収蔵・公開している施設です。

建物自体もまた歴史的価値を持ちます。もともとはイギリス総領事館として使われていた場所で、現在の建物は、初代の領事館が関東大震災で被災した後の1931年に再建されたもの。18〜19世紀にイギリスで流行したジョージアン様式が採用されており、重厚で気品ある佇まいが印象的です。

今回、令和3年度から進められてきた整備工事が完了し、2026年4月1日から新展示室が公開されました。調査によって判明した建築当時の色彩をもとに、外観・内装ともにかつての姿へと復原されており、建物そのものがひとつの展示のように感じられます。
まず足を踏み入れたのは、今回の見どころのひとつである展示室3。

テーマは「横浜の記憶―多彩な収蔵資料」です!

館が所蔵する約27万点の中から厳選された資料が並び、古文書や海外資料、写真、絵地図、浮世絵など、普段なかなか目にすることのできない貴重な実物が展示されています。






中でも印象的だったのは、商標やパッケージの資料です!

繊細な色使いや装飾的なデザインは、現代のシンプルなロゴとは対照的で、思わず見入ってしまう美しさ✨

動物モチーフの図案も多く、どこか愛らしく、そして「いかに目立たせるか」という当時の工夫や競争意識まで感じられるのが面白いところ。
“資料を見る”というより、“デザインを楽しむ”感覚に近い体験でした。

また、これらの資料は保存の観点から、今後レプリカへ切り替えられる予定とのこと。
つまり、現物を見られる今この期間は、非常に貴重な機会なんです!!
中庭の見える渡り廊下を進むと、各エリアごとの展示へ。

山下町のコーナーでは、かつてのグランド・ホテルのメニュー表などが並び、デザインの細かさや華やかさに思わず見入ってしまいます!

館内には、当時使われていた暖炉も各所に残されていて、煙道管の展示とあわせて、建物の歴史をぐっと身近に感じられるのもポイント。

ふと窓の外に目を向けると、隣の展示室の窓が重なって見えるのもなんだかロマンチック。柱の装飾も美しく、空間そのものが楽しめます!

元町や横浜中華街、山手の展示でも、さまざまな展示品を通して、それぞれの街の歴史に触れることができます!




窓枠の深緑の色味は、当時の塗装を再現したものだそう。ぜひチェックしてみてください◎

廊下に飾られた浮世絵も素敵で、つい立ち止まって眺めてしまいました…!


順路の最後は、1階にある旧領事の執務室!

かつて総領事が実際に使用していた空間で、幕末の外交官アーネスト・サトウに関する展示も行われています。

復原された室内は、落ち着いた色合いと重厚な雰囲気に包まれており、当時の外交の現場に足を踏み入れたかのような感覚に!


建物の調査によって明らかになった色彩やディテールが反映されているため、復元された歴史としてのリアリティが際立ちます。
さらに今回のリニューアルではバリアフリー対応も進み、幅広い方が安心して楽しめる施設になっています!


展示資料だけでなく、空間そのものが語る歴史を体感できる、印象的な締めくくりでした☺️
見学の後は、ミュージアムショップへ。

展示で見た商標デザインをもとにしたグッズが並んでおり、その中で目に留まったのが、石鹸の商標を用いた石鹸のアイテム!
レトロな図案がそのまま活かされていて、まるで当時のパッケージを手にしているような感覚になります。

展示で感じた魅力を持ち帰ることができるのも、この施設の大きな楽しみのひとつ。
鑑賞体験が日常へとつながる、素敵な余韻を残してくれました♪
今回訪れた横浜開港資料館の新展示室は、資料を見るだけでなく、建物や空間そのものを通して横浜の歴史を体感できる場所でした!

実物資料ならではの迫力や、当時の意匠が息づく展示、そして復原された洋館の空間。
そのすべてが重なり合い、横浜開港資料館ならではの体験を味わうことができます。

なかでも、今後レプリカへと切り替えられる予定の展示もあるため、現物を見られる今はとても貴重なタイミング。
さらに、ミュージアムショップでは展示の魅力を持ち帰ることもでき、訪れたあとまで楽しめるのも嬉しいポイントです。

歴史が好きな方はもちろん、横浜をより深く知りたい方にもおすすめのスポット。
ぜひこの機会に、横浜の記憶に触れるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか♪
<施設情報>
横浜開港資料館
所在地:神奈川県横浜市中区日本大通3
アクセス:
・みなとみらい線「日本大通り」駅 4番出口 徒歩2分
・JR根岸線/横浜市営地下鉄「関内」駅徒歩15分
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
公式サイト:https://kaikou.yokohama-history.org
文:舟守はるな(ふなもり・はるな)
●誕生日:2004年5月13日
●出身地:横浜市中区
●趣味:散歩、朗読、小説執筆
●特技:横浜市の18区を早口で言う
●SNS:Instagram:@harunafunamori_、X:@harunafunamori_