横浜ユーラシア文化館では、「モンゴルの遊牧文化」のユネスコ無形文化遺産登録記念として、
令和7年度企画展「ゲルと草原の物語―絵本原画と生活道具」が4月26日から7月6日まで開催されています。
会場では、絵本『モンゴル大草原800年』『トヤのひっこし』から色彩豊かな原画約20点を公開。
モンゴルの遊牧生活と800年にわたる歴史や文化を、絵本とともに現地の生活道具から読み解きます。
◆展示構成: I 『ぼくのうちはゲル』ー草原の遊牧生活
II 『モンゴル大草原800年』―モンゴルの歴史
III 描かれたモンゴルの遊牧生活
絵本『モンゴル大草原800年』『トヤのひっこし』を手がけたのは、
バーサンスレン・ボロルマー氏(絵)とイチンノロブ・ガンバートル氏(文)。
モンゴル文化芸術大学美術学部を卒業後、2008年に来日し、文教大学で絵本を学びました。
以来、共同で創作、海外でも多数翻訳されています。
◆開催期間:2025年4月26日(土)~7月6日(日)
◆開館時間:9:30~17:00(券売は16:30まで)
◆休館日: 毎週月曜日
※5月5日(月・祝)と6月2日(月)は開館。
※5月7日(水)と6月3日(火)は休館。
◆会場: 横浜ユーラシア文化館3階企画展示室・2階常設展示室(一部)
〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通12
みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口すぐ
JR根岸線「関内駅」南口・横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」1番出口から徒歩約10分
◆観覧料: 一般 800円、小・中学生及び市内65歳以上 400円
・5月24日(土)・25日(日)はハマフェスY166、6月2日(月)は開港記念日のため観覧無料。
・本企画展の観覧券で2階常設展示室、4階横浜都市発展記念館もご覧いただけます。
・毎週土曜日は小学生・中学生・高校生は無料です。
・「身体障害者手帳」などをお持ちの方は無料です。入館の際に手帳をご提示ください。
◆公式サイト:横浜ユーラシア文化館 (city.yokohama.jp)
モンゴルの移動式住居“ゲル”が中庭に出現!――5月10日(土)イベント「ゲルに集まれ!」開催
2025年5月10日(土)、横浜ユーラシア文化館の中庭にてイベント「ゲルに集まれ!」が開催されます。
モンゴルの伝統的な移動式住居“ゲル”の組立は9時30分から(予定)、解体は16時から(予定)で、参加は無料。
雨天の場合は隣接する情報文化センター1Fの情文プラザ(屋内)で実施します。
当日は実際にゲルの設営と解体の様子を間近で見ることができ、組立後には内部も公開。
来場者は自由に見学し、遊牧民の暮らしにふれる貴重な体験ができます!
モンゴルの遊牧文化にふれられる貴重な機会として、絵本原画と生活道具を通じた展覧会に加え、実際のゲルを体感できる特別イベントも開催予定。
モンゴルの歴史と暮らしを体感できるこの機会を、どうぞお見逃しなく!